-
木造は鉄骨造や鉄筋コンクリート造と比べて建設工事費は高くなりますか?
-
木造の躯体は、他の構造に比べて軽いため、特に、県内の軟弱地盤においては、杭工事や基礎工事の費用を抑えられる傾向にあります。
また、木造は他の材料構法に比べて工事期間が短く、施工もしやすいため、コスト的に木造のほうが優位になる場合があります。
なお、他の構造も同様ですが、木造でも仕様によって安くなる場合と高くなる場合があります。
-
さがの木の建築推進協議会には、木造に精通した建築士(意匠設計者、構造設計者)と建設会社が所属しています。
また、会員以外にも施工ができる建設会社もございます。
中大規模木造建築物に必要な木材についても事前に手配・調達することが可能ですので、ぜひ御相談ください。
-
構造用製材として一般的に流通している寸法のスギ・ヒノキの調達が可能です。
ただし、中大規模木造建築の建設に必要な量を確保するためには、事前に十分な納期確認が必要となります。
-
JASとは日本農林規格のことで、構造用製材、構造用集成材、下地製材、造作用製材等、それぞれの構造性能、欠点の有無、美観について規格が定められています。
現在、県内には2社の製材等JAS認証工場が存在しますが、佐賀県産木材をJAS認証している工場はございません。
県内で生産された木材は、県外のJAS認証工場で格付けを行うことで、佐賀県産木材として取り扱うことが可能です。
-
建物の計画や設計にあたり、県産木材の専門家(意匠設計、構造設計等)に依頼する場合、
支払う報酬に対する補助などの支援はありますか? -
設計料やコーディネート料などに対する直接的な補助金は現在ございませんが、当相談窓口にご相談いただいた内容に関する回答については、無償にて対応いたします。
なお、建物の木造化・木質化工事に関する補助金については各行政庁に準備されているものもありますので、お気軽にご相談いただければ幸いです。
-
さがの木の建築推進協議会には、林業、市場、製材、施工などの県産木材に関わる事業者や、木造建築物の計画や設計ができる設計事業者(意匠設計、構造設計)などの各分野の専門家が所属しています。
相談窓口にご連絡いただいた内容は、協議会のコーディネーターが相談内容に応じて各専門家へお繋ぎし、適切な回答を提示いたします。
また、引き続き事業を進められる場合には、内容に適した県内の専門家を紹介することも可能です。