令和3年度地域貢献活動基金助成の案内

1.地域貢献活動センターとは

①地域貢献活動センターの目的
　・建築士が加わった活動団体と活動センターが一体的に機能することによって本来的に住民・事業者・行政だけでは解決の糸口がつかめない地域まちづくりの課題に対し、建築士の職能を通じて独自の問題提起を行うことにより新しい社会状況を切り開き、まちづくり活動の専門家としての社会的役割を担っていくことを目的として、地域貢献活動センターを組織します。

②地域貢献活動センターのしくみ
　・活動センターは、地域住民と建築士などが中心となって進める地域まちづくりや地域貢献活動に対して、①活動費の支援②情報の提供③まちづくり技術の提供等、直接支援することを目的としています。
　・活動団体は地域が求めている様々な課題に対し、建築士の職能を通して具体的なプランの提示、まちづくりのコーディネート・事業のしくみやプロセスの提案・紹介案内マップの作製等までの実践活動を推進します。
　・活動センターは佐賀県建築士会内に設置され、活動団体に資金・技術・情報等の助成・支援を行　　います。

2. 地域貢献活動センターの活用

①活動センターの支援
　・建築士会に所属している建築士と地域住民等によって組織されたまちづくり活動への支援。
　・建築士会のまちづくり、青年委員会等と地域住民等によって結成されたまちづくり活動への支援。
　・既存の地域住民等によるまちづくり活動団体に新たに建築士会に所属している建築士が参加し、組織の強化を図った活動への支援。
　・緊急性のある災害等のまちづくり活動に、建築士会に所属している建築士が参加している活動への支援。
　・国・自治体及び関連団体等から建築士会に対して、景観・歴史・街中・福祉・防災等のまちづくりに対して人材派遣が要請され、住民との議論を踏まえ地域貢献活動の促進役としての建築士に対する支援。
　・建築士会が受けた、まちづくりに係る受託業務に対して、受託者と住民・関係者等の協議をとおし、受託業務が地域貢献活動により効果を発揮し、地域発展につながるような地域貢献活動に対する支援。

②活動団体が支援を受けるための活動イメージ
　・地域の実態調査・課題と問題の整理
　・イメージプランの提示、まちづくり構想の提案
　・事業のしくみやプロセスの提案
　・代替案の提案や事業に結びつく実施計画等の提案及び具体策の実施
　・まちづくりのコーディネート活動

主催:(一社)佐賀県建築士会地域貢献活動センター
協賛:総合資格学院佐賀校